代表者の挨拶
私は学生時代、1970年代のはじめ、学生の団体としてアメリカに５週間のホームステイに行く機会を得ました。この頃はホームステイはまだ珍しい時代で、1ドルが360円の時代でした｡初めての海外旅行でもありましたので、目にする物すべてが新鮮で、驚きの連続でした。アメリカの偉大さと､日本に比べてすべてが大きいと言う印象で帰国しました。一方､自分の英語力の貧弱さに悔しい思いを何度もしました。その悔しい思いのおかげで今の自分がある気がします。
その後、大学を卒業してサラリーマンとして社会人生活を送りましたが､３年程で退社し、本格的な留学を決意し、イギリスに出かけました。当時はどこにも相談する所がありませんでしたので、すべて自分で手配し､大きなリュックサックを背負って、南周りの乗り継ぎの連続で35時間ほどかかってヒスロー空港に降り立ちました。そして、大きなリュックを背負い､スーツケースを引いて、バス電車と乗り継いで目的地にたどり着きました。日本から仕送りがあるわけでもない為、倹約節約で学校に通いました。
帰国しても、なかなか英語を活かす職には就けませんでした。色々なアルバイトを重ね持ち、色々模索している中で、イギリスで知り合った方のお世話で、エース留学センターの組織に入れて頂き、今日に至ります。
この仕事は自分の経験を、これから留学される方達にノウハウを提供できることで、自分には打って付けの仕事であるように思えました。海外体験をし､当然英語力の向上もそうですが、人間的に豊かになれることを、多くの方に体験して頂けることが大きな目標でした｡そして、その後の人生が質的に豊かになり､日本の親元を離れることで、日本の良さを知り、親のありがたみを感じることで、留学することの大きなメリットを、多くの方に掴んで欲しいと願っています。また、益々国際交流が盛んになり､地球規模での交流が叫ばれる中で、多くの方に海外で生活して頂き、外から見た日本の有り様を見て、時代を担って頂きたいと思っています。
この意味で、これからの日本を担う皆さんの礎に成れれば本懐と思います。そして、エースを介して海外に留学された方々から、エースから留学に行って良かった、と言って頂けるよう、一人一人に誠意を尽くし、ご希望に沿う留学を提供し、実りある留学生活ができるように、全力で支援させていただきます。
